2018年 02月 17日
2018 Jリーグ新人研修を終えて |
数年ぶりに、Jリーグ新人研修(2018/2/1~2/3、静岡県)でリスクマネジメント研修講師としてしゃべってきました。選手やスタッフの皆さん、おつかれさまでした。
気付いたら私ももうアラフィフ、新人選手から見れば完全な親世代です。こっちは仲間のつもりでも、選手にとっては「親くらいの年齢のオッサンが何やら説教している」という状況です。そのあたりをはき違えないように留意しながら、不祥事で選手生命を失うことがないよう、私生活において気を付けてほしい主なポイントを説明しました。
あらためて思ったのですが、一人のプロサッカー選手が誕生するまでには、とてつもない時間や手間が必要です。本人の資質や努力もさることながら、周囲のサポートやいろいろな意味での環境条件も不可欠です。そういったものが長年蓄積されてうまくかみあった、ごくわずかな人だけが、やっとプロとしてデビューできるわけです。同じような努力をしていても、プロになれる人よりなれない人のほうが遥かに多いことも、厳然たる事実です。
でも、そうしてせっかくつかみとったプロの地位も、失うことは実に簡単です。大きな不祥事を起こせば一発レッドカード。それほどもったいないことはありません。だから、私は「プロになることの難しさと、プロから転落することの容易さ。その大きなギャップ」を主体に話したつもりです。細かい点はともかく、主旨だけでもきちんと伝わっているといいのですが・・・。
新人選手でこのブログを読んでいる人が皆無であることは確信できますが、私は講師というより親世代のオッサンの一人として、あらためて老婆心を前面に出しておきたい。選手としては、どうしてもプラスを増やす(活躍する)ことばかり目がいってしまうものですが、実はマイナスを作らない(不祥事や不適切な言動を起こさない)ことも同じくらい大切なのです。もう皆さんは自分一人の体ではありません。皆さんの双肩には、自分のみならず、様々な人達の期待や尽力がずしんと覆いかぶさっています。それらを決して裏切るべきではありません。とはいえ、別に難しいことをする必要はないのです。自分にとって大切な人達・・・両親、恩師、故郷の人達、ファンの子供達など・・・の顔を常に思い浮かべていること。これに尽きます。これさえできていれば、そうそう大失敗には至りません。最も本質的なリスクマネジメントと言えます。
気付いたら私ももうアラフィフ、新人選手から見れば完全な親世代です。こっちは仲間のつもりでも、選手にとっては「親くらいの年齢のオッサンが何やら説教している」という状況です。そのあたりをはき違えないように留意しながら、不祥事で選手生命を失うことがないよう、私生活において気を付けてほしい主なポイントを説明しました。
あらためて思ったのですが、一人のプロサッカー選手が誕生するまでには、とてつもない時間や手間が必要です。本人の資質や努力もさることながら、周囲のサポートやいろいろな意味での環境条件も不可欠です。そういったものが長年蓄積されてうまくかみあった、ごくわずかな人だけが、やっとプロとしてデビューできるわけです。同じような努力をしていても、プロになれる人よりなれない人のほうが遥かに多いことも、厳然たる事実です。
でも、そうしてせっかくつかみとったプロの地位も、失うことは実に簡単です。大きな不祥事を起こせば一発レッドカード。それほどもったいないことはありません。だから、私は「プロになることの難しさと、プロから転落することの容易さ。その大きなギャップ」を主体に話したつもりです。細かい点はともかく、主旨だけでもきちんと伝わっているといいのですが・・・。
新人選手でこのブログを読んでいる人が皆無であることは確信できますが、私は講師というより親世代のオッサンの一人として、あらためて老婆心を前面に出しておきたい。選手としては、どうしてもプラスを増やす(活躍する)ことばかり目がいってしまうものですが、実はマイナスを作らない(不祥事や不適切な言動を起こさない)ことも同じくらい大切なのです。もう皆さんは自分一人の体ではありません。皆さんの双肩には、自分のみならず、様々な人達の期待や尽力がずしんと覆いかぶさっています。それらを決して裏切るべきではありません。とはいえ、別に難しいことをする必要はないのです。自分にとって大切な人達・・・両親、恩師、故郷の人達、ファンの子供達など・・・の顔を常に思い浮かべていること。これに尽きます。これさえできていれば、そうそう大失敗には至りません。最も本質的なリスクマネジメントと言えます。
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by sendanaoto
| 2018-02-17 13:07
| リスクマネジメント
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